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IIJグローバル、国内と海外拠点を低遅延でセキュアに接続するサービスを提供開始
海外拠点向け「Cato Cloud」と国内向けSD-WAN「IIJ Omnibus」を接続
2020年7月29日 09:00
株式会社IIJグローバルソリューションズ(以下、IIJグローバル)は28日、グローバルにビジネスを展開する日系企業を対象としたセキュリティクラウド「Cato Cloud」のメニューとして、IIJのSD-WANサービス「IIJ Omnibusサービス」と海外拠点を低遅延かつセキュアに接続する「Cato Cloud with IIJ Omnibus」の提供を開始した。
Cato Cloudは、世界の主要都市約50カ所にアクセスポイント(PoP)を配備し、拠点間を結ぶSD-WAN機能や、最新のセキュリティ機能、セキュアなリモートアクセス環境を提供するサービス。
IIJ Omnibusサービスは、インターネット、WAN、セキュリティなど、企業ネットワークに必要なあらゆる機能を仮想化し、クラウド上で提供するSD-WANサービス。IIJが独自開発し、国内で展開している。
Cato Cloud with IIJ Omnibusは、Cato Cloudの日本のPoPと、IIJ OmnibusサービスのVPNモジュールを接続することにより、国内と海外のネットワークをシームレスに繋ぐことができるサービス。海外拠点からのインターネット通信は、Cato Cloudの高速なグローバルバックボーン網とセキュリティフィルターを通過するため、海外から本社の社内リソースやクラウド環境へのセキュアかつ安定したアクセスを実現する。
日本国内でのきめ細かなセキュリティ対策はIIJ Omnibusサービスで、海外拠点に均一のポリシーを適用するのはCato Cloudと使い分けることで、海外拠点のセキュリティ管理負荷を抑えながら、グローバル全体のセキュリティ対策を強化できる。
Cato Cloud with IIJ Omnibusの価格は個別見積もり。契約期間は1年。