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教育機関での利用に特化したタレントマネジメントシステム「カオナビ Academy Cloud」

 株式会社カオナビは18日、教育機関を運営する官公庁・公共団体・学校法人に特化したタレントマネジメントシステム「カオナビ Academy Cloud」を、同日より提供開始すると発表した。16の学校法人の共同出資企業である株式会社エデュースと連携し、評価項目や研修履歴といった、教育機関に特化した独自テンプレートを用意。特別価格で提供する。

 「カオナビ Academy Cloud」は、教育機関におけるタレントマネジメントを支援するサービスで、カオナビが提供する企業向けタレントマネジメントシステム「カオナビ」をベースに開発された。

 教育機関では、能力評価や業績評価、自己申告など1枚の評価シートを紙やExcelで管理・運用しているケースが多く、情報収集や資料の取りまとめ、必要事項の抽出といった煩雑な業務に迫られていたという。このような、散在していた評価シートを「カオナビ」上で一元化し再現することで、教育機関における人事担当者の評価運用の効率化に貢献できるとのこと。

 ベースとなっている「カオナビ」はもともと、各社に合わせて自由にデータベースをカスタマイズ可能な特徴を持つが、「カオナビ Academy Cloud」では、教育機関に特化したプロフィール情報の項目として、資格やスキル情報のほか、研修履歴などを盛り込んだ独自の内容となっている。

 なお、製品提供にあたってはエデュースと連携し、教育機関に特化した事業で培われ蓄積されたノウハウを生かして、システム提供のみならず、コンサルティングサービスなどの包括的な支援を提供するとした。

教育機関に特化したキャリア形成研修履歴イメージの一例