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人材管理クラウド「カオナビ」と「Slack」が連携、効率的な人事業務の管理・運用を実現
2019年6月18日 16:17
株式会社カオナビは18日、Slack Japan株式会社のビジネスチャット「Slack」と、自社のクラウド人材管理システム「カオナビ」が連携開始したと発表した。「カオナビ」からのさまざまな通知を、「Slack」の指定チャンネルで受信できるようになるため、よりリアルタイム性が高く、効率的な人事業務の管理・運用を実現するとしている。
今回の連携では、「カオナビ」が提供するアンケート機能「VOICE NOTE」の通知方法として、これまでのメール以外に「Slack」を選択可能になる。従業員が日常のコミュニケーションに利用しているツールへの通知が可能になることで、アンケートの主催者は回答入力のリマインドにかかる工数を削減でき、スケジュールの順守、業務負担の軽減・効率化につながるとしている。
またアンケート回答時に、「Slack」から回答画面に遷移できることから、アンケート回答者側にも利便性を提供できるとした。
さらに、「カオナビ」の評価ワークフロー機能である「SMART REVIEW」においても、「Slack」との連携が可能になった。人事評価の過程では、一定期間に目標設定、評価、承認を行う必要があるが、関係者からも不明点の問い合わせが多く、ミスの修正依頼なども発生する。しかし今回の連携により、「カオナビ」上のSMART REVIEWの入力ステータスに応じて、対象者に「Slack」上で作業のリマインドや入力内容の差し戻し通知を送ることが可能になったため、人事担当者、評価者、被評価者間のコミュニケーションの効率化を実現するとのこと。
なお今後は、実装予定のパルスサーベイ(コンディション調査)機能などの回答を「Slack」から直接入力できるようにし、コミュニケーションの機会と場を提供することで、全般的に従業員エンゲージメントを高める取り組みを実現する。
加えて、「Slack」のスラッシュコマンドを活用した従業員データの参照や、内線番号、座席表検索を可能にする考えだ。