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NECマグナス、IoT/M2M向け5Gゲートウェイ「FG900CS」を販売開始
2021年3月10日 06:00
NECマグナスコミュニケーションズ株式会社(以下、NECマグナス)は9日、有線LANや無線LAN、シリアルインターフェイスなどを備え、ユーザーアプリケーションを搭載可能な5Gゲートウェイ「FG900CS」の販売を開始した。価格はオープン。出荷時期は3月の予定。
FG900CSは、ローカル5Gに対応し、各種IoT/M2Mシステムなどに適用できる5Gゲートウェイ製品。Sub-6GHz帯のn77(3.7GHz帯)、n79(4.5GHz帯)をサポートし、LTEバンドをアンカーとしたNSA(Non-Standalone)モードとSA(Standalone)モードの両方をサポートする。また、今後はキャリア5Gにも対応を予定する。
スマートファクトリー市場やスマート農業などを視野に、IEEE 802.11axを含む無線LANや、1000BASE-Tに対応した有線LAN、Bluetooth 5.1、RS-232C/RS-485といった各種インターフェイスを備える。
本体にアンテナを内蔵するため、設置に余分なスペースを取らず、機器設置は平置き、縦置き、壁掛けが可能。また、ゼロタッチプロビジョニング(ゼロコンフィグ)機能により、初期設定を行うことなく、電源を入れるだけで利用することが可能で、設定ファイルやファームウェアの定期更新機能により、計画的な設定変更やバージョンアップも行える。