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SaaS認証基盤「HENNGE One」がオプティムのMDM「Optimal Biz」と連携、iOSデバイスへの証明書一括配布に対応

 HENNGE株式会社は10日、SaaS認証基盤(IDaaS)「HENNGE One」が、株式会社オプティムのモバイルデバイス管理(MDM)・PC管理サービス「Optimal Biz」との連携を強化すると発表した。これにより、企業のテレワーク環境構築を支援するという。

 HENNGE Oneは、Office 365、G Suite、Box、LINE WORKSなど、さまざまなクラウドサービスへのセキュアなアクセスとシングルサインオン(SSO)機能などを提供するサービスである。

 テレワークの推進に伴って、自宅からクラウドサービスにアクセスして業務を行う機会が増えており、セキュリティ面での強化が求められている。そうした中で、PCやスマートデバイスのセキュリティ対策として、デバイス認証機能が注目されるようになった。

 HENNGE Oneが提供するデバイス認証機能では、HENNGEがデバイス証明書を発行し、その証明書をWindows端末やスマートデバイス(iOS/Android)に登録すると、デバイス証明書を保持する端末からのみクラウドサービスへのアクセスを許可する、といった使い方が可能になる。

 しかし、デバイス証明書は各端末にインストール作業が必要となるため、数百台、数千台規模の利用時には、情報システム担当者に業務負荷がかかっていたとのこと。そこで今回、HENNGE OneではOptimal Bizとの連携により、デバイス証明書のスマートデバイス(iOS)への一括配布に対応した。これにより、情報システム担当者の業務負荷軽減を支援できるとのことだ。