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レノボ、Zoom環境に特化した個人向け端末「ThinkSmart View for Zoom」

 レノボ・ジャパン合同会社(以下、レノボ)は26日、Zoom環境に特化した個人向けコラボレーションデバイス「ThinkSmart View for Zoom」を発表した。価格は3万4000円(税別)から。

 ThinkSmart View for Zoomは、8インチディスプレイ、スピーカー、マイク、Webカメラを内蔵したZoom専用端末。コンパクトな筐体を採用しており、テレワークでの利用にも適しているほか、シンプルなUIにより、オンライン会議に慣れていないユーザーでも迷わずにワンタッチで会議に参加できるという。

 タッチパネル上でホワイトボードや共有された資料に書き込みながらビデオ通話が可能で、フリーディスカッションなどさまざまなリモートコラボレーションでの利用に対応。プライバシーシャッタースイッチ、ミュートスイッチ、PINコードへの対応といった、さまざまなセキュリティ機能も搭載する。

 さらに、Zoomのクラウド電話サービス「Zoom Phone」もサポートしており、Zoom Phone契約をしている場合、ThinkSmart Viewから固定電話番号での発着信も行える。加えて、業務用Zoomアカウントだけでなく、個人用の無料Zoomアカウントでもサインインを行えるため、プライベートのオンライン飲み会や、オンライン教室への参加はアカウントの切り替えで対応できるとした。

 またZoom Roomsライセンスを利用して共有スペースに設置することも可能で、会社のIT管理者からのリモートデバイス設定と集中管理にも対応する。

 通信機能はIEEE 802.11ac無線LANとBluetooth 4.2に対応し、ワイヤレスヘッドセットの利用も可能とのこと。