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カゴヤ・ジャパン、HCIによる仮想化基盤をサブスクリプション型で利用可能なサービス

 カゴヤ・ジャパン株式会社は12日、プライベートクラウドサービス「KAGOYA FLEX」において、ハイパーコンバージドインフラ(HCI)をサブスクリプション型で利用できる「HCIサービス」を提供開始すると発表した。価格は個別見積もり。

 「HCIサービス」は、カゴヤ・ジャパンのデータセンター内にHCIによる仮想化基盤を構築し、オンプレミス感覚で運用可能なサービス。初期費用や月額費用などについては、利用企業の要望に合わせた料金体系で利用できるという。

 ハードウェアは、ホストサーバー(ノード)3台と冗長化されたスイッチがベース構成となり、ホストサーバーは最大で計6台まで増設可能。ファイアウォールやルータなどのKAGOYA FLEXのオプションを利用したり、FLEXクラウドサーバー/ベアメタルサーバーと接続したりすることもできる。

 HCI基盤は、NutanixとVMware vSANから選択可能で、それぞれ、ハードウェア性能の異なるエントリータイプとスタンダードタイプの2種類が用意されるが、要望に応じてスペックの変更も可能とした。

 なお標準スペックは、例えばNutanixの場合、エントリータイプではストレージ実効容量約4.8TB、1台あたり12コア/メモリ96GB、スタンダードタイプではストレージ実効容量約8TB、1台あたり16コア/メモリ128GBとなる。