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日本マイクロソフト、HoloLens 2 Development Editionをマイクロソフトストアにて国内販売開始

 日本マイクロソフト株式会社は8日、MR(Mixed Reality:複合現実)を実現するデバイス「HoloLens 2」のアプリケーション開発者向けエディション「HoloLens 2 Development Edition」を、同日よりマイクロソフトストアにて法人向けに販売すると発表した。価格は、1台あたり42万2180円(税込)。

 HoloLens 2は、2016年にリリースされた初代HoloLensの後継製品。初代製品と比べて、没入感、快適性、価値創造時間の迅速化、といった3つの分野で機能を向上させているという。

 国内では、2019年11月7日から、法人向けにマイクロソフトストアと認定リセラーにて販売されてきたが、今回、開発者向けのHoloLens 2 Development Editionをマイクロソフトストアにて販売開始した。

 そのHoloLens 2 Development Editionは、HoloLens 2デバイス1台に加えて、500ドル分のMicrosoft Azureクレジットと、リアルタイム3Dプラットフォーム「Unity Pro」の3カ月試用版(450ドル相当)、PiXYZプラグインの3カ月試用版(300ドル相当)の、合計1250ドル相当のオプションが含まれており、MRアプリケーション開発に必要なデバイス、クラウドサービス、開発ツールが利用可能となるため、初心者でもすぐにMRアプリケーション開発に取り組めるとしている。

 ただしHoloLens 2 Development Editionには商用利用の権利は含まれておらず、あくまでも開発用途での利用となる点に注意が必要だ。