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SCSK、企業と顧客とのデジタルコミュニケーションを支援する新サービス「altcircle」
2020年12月3日 14:57
SCSK株式会社は3日、CX(カスタマーエクスペリエンス)領域の新サービス「altcircle(オルトサークル)」を同日より提供開始すると発表した。
altcircleは、集客・接客・販売といった顧客接点における、コンサルティングから、システム、運用支援、アウトソーシングまでをワンストップで提供するサービス。企業の状況にあわせ、サービスカテゴリごとに必要なコンポーネントを組み合わせて提供することが可能となっており、最高の顧客体験を実現するための最適なサービスを迅速に提供できるようにすることで、企業のデジタルシフト、ビジネスの拡大に寄与するという。
システムとしては、データを活用し、さまざまなチャネルから最適な配信を実現するCMSプラットフォームや、顧客状況を可視化し、AI技術を活用したパーソナライズプラットフォーム、年商1000億円規模のECサイトも運用可能なEC・OMO(Online Merges with Offline)プラットフォーム、自社のオンラインとオフラインの顧客データ、Web上のアクセス解析データ、3rd Partyデータを統合・分析するデータプラットフォームなどを提供可能。
またそれぞれの領域において、適切な支援を提供できるとのことで、例えば、CMSプラットフォームでは、配信するコンテンツの制作から配信運用もサポートすることにより、効果的なマーケティング施策の実現を支援したり、EC・OMOプラットフォームでは、オンライン・オフラインを融合した購買体験をシステムと業務サービスの観点からサポートしたりすることができる。データプラットフォームでは、コンテンツ配信、パーソナライゼーション、EC上のキャンペーンなどに際し、より効果的な施策の実現を支援するとした。
さらに、デジタルマーケティング、デジタルコミュニケーション、ECを含め、システムプラットフォームはすべて利用型サービスとして提供するため、今後も変化し続ける環境において、技術トレンドや市場動向にあわせた最新の機能を常に利用可能。大規模WebサイトやECサイトの実現で培った経験をもとに、カスタマージャーニーからアプローチすることにより、顧客接点全体として最適化されたシームレスな顧客体験を実現するという。
加えて、サービス運用段階においてもプロフェッショナルなスキルを持ったチームが顧客と同じ目線に立ち、ビジネス目標の達成に向けて伴走してサポートする。サービス提供に際しては、成果やリスクを共有するレベニューシェア型の料金体系など含め、ビジネスにあわせた形態でサービスを提供するとした。