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オンライン/オフラインの融合で顧客の行動を可視化――、NRIデジタルが「OMO OnBoard」を提供

 NRIデジタル株式会社は7日、企業が顧客接点で進めるOMO(Online Merges with Offline:オンラインとオフラインの融合)の設計と実行を包括的に支援するサービスとして、「OMO OnBoard」を提供開始すると発表した。

 OMO OnBoardは、Webサイトやスマートフォンアプリ、顧客との“オンライン接点”で取得した情報と、リアル店舗や展示会等に設置したAIカメラ、3D距離センサー、QRチェックインなどの“オフライン接点”で取得した情報を統合し、顧客の行動に関する情報を可視化するソリューション。さらに、オンライン/オフラインの行動計測に連動し、メールやLINEの配信、デジタルサイネージ、接客といったリアルタイムのアクションを企業が行えるように支援するという。

 同サービスを活用することにより、企業は、顧客接点におけるオンラインとオフラインの情報を融合させた顧客体験を提供する仕組みの設計から実行までを、1~3カ月で実現できるとのこと。

 なお、オフライン接点における行動計測には、日立エルジーデータストレージの3D距離センサー「3D LiDAR(TOF)センサー」、AWLのAI顔認証システム「AWL Pad」を活用。QRコードによるチェックイン(入店・入場確認)と混雑可視化システムはNRIデジタルで開発した。また、オンラインおよびオフラインの行動をリアルタイムに統合するためにGoogle Cloudを、行動計測に連動したアクションの実行のためにプレイドのCXプラットフォーム「KARTE」をそれぞれ活用する。