ニュース
SCSK、EC事業をトータルで支援する「Salesforce B2C Commerce伴走支援サービス」を提供
2024年6月5日 14:15
SCSK株式会社は5日、EC事業者のビジネス成長をサポートするために、AIを活用した顧客データ分析でパーソナライズ機能を強化した「Salesforce B2C Commerce」を中心に、ECシステムの構築からデータ活用のコンサルティングや、マーケティング施策の実行・分析・改善までをトータルで伴走支援する導入・運用サービスを開始した。
Salesforce B2C Commerce伴走支援サービスは、SCSKがこれまで培ってきたデジタルマーケティングの支援サービスから、ECバックシステム、バックオフィス業務、顧客データ基盤、外部モールとの連携基盤までを組み合わせ、ECビジネスを総合的に支援するサービス。
ECサイトの立ち上げ後、アクセス数やコンバージョン率の向上、ロイヤル顧客の育成によるリピート率の向上、実店舗と連携したOMO施策など、売り上げを拡大するためのさまざまな継続的なマーケティング施策の実行検証に至るまで、常に顧客と同じ目線に立った伴走支援サービスを提供する。EC事業者の抱えるノウハウ不足やリソース不足によるデジタルマーケティング推進に関する課題を解決し、ビジネスの成長に向けたマーケティング施策のPDCA サイクルをスピーディーに実行する。
フロントシステムとバックシステムの構築・運用だけでなく、コールセンターシステムや外部モールとの連携、顧客データ基盤やデジタルコミュニケーション基盤との連携、フルフィルメントサービスなど、ECビジネス業務全体をSCSKがフルラインで提供することで、顧客体験の差別化に向けた仕組み作りを支援する。
SCSKでは、西日本旅客鉄道株式会社(JR西日本)、たねやグループ、万田発酵株式会社の3社のECサイトを、Salesforce B2C Commerceを活用して構築し、運用支援を開始した。今後も、Salesforce B2C Commerceの導入・運用サービス強化に向けて、認定技術者の育成を進め、2025年度までに16億円規模のビジネスを目指すとしている。