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ハンモック、感染源・経路の特定にも対応したマルウェア対策ソフトウェア「AssetView Vplus」

 株式会社ハンモックは26日、エンドポイント用のマルウェア対策ソフトウェア「AssetView Vplus(エンドポイントセキュリティ)」(以下、AssetView Vplus)を、12月下旬にも提供開始すると発表した。脅威の検知・駆除だけではなく、感染源・経路の特定、対策までをワンストップでカバーするという。

 「AssetView Vplus」は、カスペルスキー製品と同じエンジンをOEMでAssetViewクライアントモジュールに組み込んだセキュリティソフトウェア。既知のマルウェアをパターンファイルで検知するとともに、新種/亜種のマルウェアに対しては、ファイル内のコードを見て脅威を検知する「ヒューリスティック分析」と、実際のプロセスの挙動を見て脅威を検知する「ふるまい検知」の3段階で防御する。

 また、パターンファイルの取得先サーバーを社内・社外で変更できる点も特長。パターンファイルを、出社している日には社内のサーバーから、テレワークの日にはクラウドサーバーからそれぞれダウンロードすることで、パターンファイルの適用が遅れるリスクを軽減するとした。

 さらに、PC操作ログの機能をあわせて利用すれば、マルウェア感染の直前の操作を把握して、感染ルートや感染源を特定することが可能としている。

 なおハンモックでは、リリースを記念した「乗換支援キャンペーン」を、2021年3月末まで実施するとのことだ。