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Sansanのデータ統合機能「Sansan Data Hub」、Azure Marketplaceにて提供開始

 Sansan株式会社は22日、法人向けクラウド名刺管理サービス「Sansan」のデータ統合機能「Sansan Data Hub」が、マイクロソフトのAzure Marketplace上で公開されたと発表した。

 Sansanでは、6000件以上の契約件数を持つ法人向けクラウド名刺管理サービス「Sansan」を提供しているが、データ統合技術を活用してデータを整理・統合し、マーケティング活動などに最適なデータに進化させることができる機能として、Sansan Data Hubを提供している。

 そのSansan Data Hubでは、名寄せによって人物単位で一元管理し、最新化することで、データ統合を行いやすくしているほか、名刺、帝国データバンク、登記情報から正確かつ最新な企業情報へ正規化し、常にデータをクレンジングする仕組みを提供している。また、企業情報・人物情報にさまざまな属性情報を付与することで多角的な分析が可能になるなど、マーケティング、営業活動を加速できる点もメリットとのこと。

 今回Sansanでは、より多くの企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を後押しすべく、Sansan Data HubをAzure Marketplaceで公開した。同社はこれにより、マイクロソフトユーザーの正確な顧客マスタの構築を支援するとしている。

Sansan Data Hubの仕組み