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NECソリューションイノベータ、健康データの一元管理・活用により従業員の健康管理を支援するサービスを提供

 NECソリューションイノベータ株式会社は20日、企業で働く従業員の健康管理を支援する「NEC 健康管理支援サービス」を11月1日に提供開始すると発表した。

 NEC 健康管理支援サービスは、従業員の定期健康診断結果など健康管理に関するデータを一元管理し、組織単位で健康データを分析することで、従業員の健康づくりや健康管理スタッフによる健康管理・保健指導、組織の健康課題への取り組みをサポートするサービス。

 従業員向けの主な機能として、定期健康診断の結果や、健康管理スタッフからの保健指導や産業医の意見などを確認できる機能を提供。定期健康診断に関する情報を電子データとして管理することで、従業員が必要な時にいつでもデータを確認でき、従業員自らが健康管理に取り組むことを促す。

健康診断結果の画面イメージ

 健康管理スタッフ向けには、定期健康診断結果の判定支援や従業員への結果通知機能や、保健指導面談のスケジュールや面談結果の管理機能を提供。健康管理スタッフの業務効率化やデータ分析を元にした、より効果的な保健指導の実現を支援する。

 収集したデータは組織単位で分析でき、組織の健康課題を可視化することで、たとえば交代制の業務において身体面への負担を解消するために交代サイクルを変更するなど、健康課題の解決と生産性向上への取り組みに役立てられる。

 NECソリューションイノベータが提供する「メンタルヘルスケアサービス」「NEC 健診結果予測シミュレーション」との連携にもオプションで対応。身体と心の両面から、従業員の健康管理をサポートする。なお、NEC 健診結果予測シミュレーションとの連携は2021年4月以降に対応の予定。

 サービスの価格(税別)は、1000IDの場合で、NEC 健康管理支援サービスが年額400万円、メンタルヘルスケアサービスが年額47万円、NEC 健診結果予測シミュレーションが年額170万円。NECソリューションイノベータでは、今後3年間で8万IDの導入を目指す。

「NEC 健康管理支援サービス」および連携サービス