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ユーザックシステム、画面録画に対応したRPAツール「Autoジョブ名人 Ver4.0」

予期せぬエラー発生時の迅速な対応を支援

 ユーザックシステム株式会社は7日、RPAツール「Autoジョブ名人」において、画面の動きを録画するスクリーンレコーダーを搭載した新版「同 Ver4.0」を発表した。

 Autoジョブ名人は、さまざまなPC操作を自動化できるRPAソフトウェア。ユーザックシステムが2004年より十数年間蓄積してきたWebブラウザ操作の自動化技術を受け継ぎ、WindowsアプリケーションやExcel操作などについても安定した稼働を実現しているという。

 今回の新版では、車に搭載されるドライブレコーダーのように、スクリプト(自動化のシナリオ)を実行した時の画面の動きを録画できるスクリーンレコーダー機能を搭載した。

 従来は、エラー時の画面を自動保存することはできたが、スクリーンレコーダーではエラー直前の画面の動きもすべて動画で保存できるため、予期しないエラーがあった際に、その対応を素早くできるメリットがあるという。また、エラー時のみ録画ファイルを保存することも可能なほか、録画時の解像度や保存期間などを、運用に合わせてきめ細かく設定できるとのことだ。

 さらに、同機能は動画による業務マニュアルとしても利用できるので、業務の可視化、教育、業務改善などにも役立つとしている。

 なおAutoジョブ名人では、画面の構成要素をタグ認識して操作の安定性を高めているが、タグが認識できない場合に備えて画像認識も提供している。今回リリースするVer4.0では画像認識機能も強化され、認識率のチューニングや画像の遅延取得が可能になった。

 Autoジョブ名人の価格(税別)は、開発版の年間ライセンスが60万円、実行版の年間ライセンスが18万円。開発版には実行機能も含まれている。