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ユーザックシステムのRPAツール「Autoジョブ名人 Ver.5.0」、スクリプト開発を支援する機能強化を実施

 ユーザックシステム株式会社は8日、RPAツール「Autoジョブ名人」において、スクリプト編集機能を強化した新版「同 Ver.5.0」を販売開始すると発表した。

 Autoジョブ名人は、さまざまなPC操作を自動化できるRPAソフトウェア。ユーザックシステムが2004年より十数年間蓄積してきたWebブラウザ操作の自動化技術を受け継ぎ、WindowsアプリケーションやExcel操作などについても安定した稼働を実現しているという。

 今回の新版では、自動化スクリプトの開発をより容易にするための機能強化を行った。以前より提供してきた、スクリプトの一覧性に定評があるリスト型編集画面のユーザーインターフェイス(UI)を刷新し、視認性を向上させるとともに、フロー型編集画面を新たに追加している。

 フロー型は、各処理を矢印でつないでいくことで、処理の全体像を視覚的に把握しやすくなる点が特徴。条件分岐の矢印は条件によって色分けされ、以後の動作の確認を容易にしている。

 なお、フロー型とリスト型の切り替えはいつでも行え、処理の流れを確認しやすいフロー型で初期の開発を行い、複雑な処理の作り込みや稼働後のメンテナンスをリスト型で行うといった、スクリプト編集画面の使い分けに対応するとのこと。

 また、処理区分の動作設定画面をアコーディオン形式で表示するアコーディオン式設定画面が追加された。複数同時表示も可能で、ほかの処理区分との比較がしやすく、スクリプト編集の効率が向上するとしている。

アコーディオン形式で表示される動作設定

 Autoジョブ名人の価格(税別、保守料金を含む)は、開発版が1年60万円、もしくは5年270万円。実行版が1年18万円、もしくは5年81万円となっている。