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ユーザックシステムのRPAツール「Autoジョブ名人 7.0」、業務自動化状況を可視化する新機能を提供

 ユーザックシステム株式会社は2日、RPAツール「Autoジョブ名人」の新版「同 7.0」をリリースしたと発表した。

 Autoジョブ名人は、Web EDIの自動化を目的として提供されていた「Autoブラウザ名人」をベースに、対象業務・操作性を向上させ純国産のRPA製品。ロボット作成は、視認性の高いリスト形式、直観性の高いフロー形式のどちらも利用可能で、簡単にロボットを開発できる点を特徴としている。

 今回の新版では、スクリプト(=自動化シナリオ)の実行スケジュールや実行結果などをクラウド上で一元管理する「Pixis Cloud(ピクシス クラウド)」との連携を可能にした。RPAによる自動化の成果がリアルタイムかつビジュアルに可視化されるため、RPA導入の費用対効果が誰でも容易に把握可能になるとしている。

 また、受注業務の自動化での利用が多いAutoジョブ名人の特長をさらに強化するため、注文書の読み取りに特化したAI-OCR「Pixis OCR」を標準で実装。Web受注のみならず、FAXによる受注も自動化することで、企業間取引の入り口となる受注業務のデジタル化を推進し、DXの実現を支援するという。

 さらに、初期費用0円で受注業務自動化がスタート可能な「Robo派遣」サービスにも対応する。

 このほか今回は、伴走支援サービス「カスタマーサクセスプラン」を用意しており、Autoジョブ名人の稼働データから、稼働率が低い自動化スクリプトに対する改善支援や、万一に備えた迅速なエラー対応などを行えるとのこと。