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ユーザックの国産RPAツール「Autoジョブ名人」、開発機能を強化した新版を提供

 ユーザックシステム株式会社(ユーザック)は11日、RPAツール「Autoジョブ名人」の開発機能強化した新版「同 V1.2」を販売開始したと発表した。

 Autoジョブ名人は、さまざまなPC操作を自動化できるRPAツール。同社が十数年間蓄積してきたブラウザ操作の自動化技術を受け継いでいるほか、Windowsアプリケーションの自動化にも対応している。

 今回の新版では、まず、デバッグ機能やタグ検索テスト機能を強化。スクリプト編集画面を開いたまま再生することや、選択した行のみ再生することなどが可能になり、開発時の生産性が向上するという。

 また、新しい処理区分およびユーザー変数が追加され、フォルダの作成やファイルのコピーといった操作を処理区分で簡単に行ったり、スクリプトを処理ごとにわかりやすく色分けしたり、といったことも可能になっている。

 Autoジョブ名人は年間ライセンスで提供され、価格(税別)は、開発版が60万円、実行版が18万円。

 なお、ブラウザ操作を自動化する製品「Autoブラウザ名人」もこれらの機能を強化し「同 V7.2」として同時にリリースするとのこと。

スクリプト編集画面のイメージ。処理単位で色分けを行えるほか、部分実行も可能になっている