住友電工情報システム、電子承認・電子決裁システム「楽々WorkflowII」に「駅探BIZ」との連携による旅費精算機能を追加

　住友電工情報システム株式会社は26日、電子承認・電子決裁システム「楽々WorkflowII」と、株式会社駅探が提供する交通費精算サービス「駅探BIZ」を連携させ、交通系ICカードの履歴情報から旅費申請ができる機能を追加したと発表した。

　楽々WorkflowIIは、企業内での申請・承認・決裁のワークフローを電子化し、業務効率化を実現するパッケージソフト。

　今回、楽々WorkflowIIのバージョンアップにより、駅探BIZの機能を使って交通系ICカードの乗車履歴を使った旅費申請に対応。ユーザーは、駅探が提供するアプリを使って交通系ICカードを読み込むことにより、駅探が運用する駅探BIZに乗車履歴が蓄積され、さらに楽々WorkflowIIの旅費申請画面から駅探BIZに接続して、精算を行う乗車履歴を選択するだけで、乗車・降車の駅名とその区間の運賃が自動入力され、面倒な運賃入力をすることなく旅費申請を行うことができる。また、承認者も、申請された運賃の妥当性チェックの手間を削減できる。

　対応可能な交通系ICカードは、モバイルSuica、Suica、PASMOなど、全国相互利用可能な交通系ICカード。

　また、駅探BIZの機能を使って、地図から駅名やバス停を検索できる機能を追加。住所などのキーワードを入力すると、付近の地図情報とともに最寄りの駅名やバス停が画面に候補として表示され、候補の中から利用した駅名、バス停を選択するだけで簡単に申請画面に戻ることができる。なお、定期区間を考慮した運賃清算、新幹線EX予約、バス路線検索は、従来通り利用できる。