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ティントリ、SQL Serverの自動最適化機能を提供開始 ミリ秒以下のレイテンシを維持可能に

ストレージ「Tintri VMstore」のソフトウェアオプションとして提供

 株式会社データダイレクト・ネットワークス・ジャパン Tintri事業部(以下、ティントリ)は5日、仮想/物理環境のMicrosoft SQL Serverデータベースに対して、可視化、自動化、制御を提供するストレージテクノロジー「Tintri SQL Integrated Storage」を発表した。ティントリのストレージ「Tintri VMstore」のソフトウェアオプションとして、同日より販売開始する。

 Tintri SQL Integrated Storageは、ストレージの稼働状況を個々のデータベースごとに可視化し、自動制御を可能にするソリューション。ティントリでは、仮想化環境において、複数の仮想マシン(VM)を個別に管理する独自のアプローチを採用したTintri VMstoreを販売しているが、今回はこのアーキテクチャをベースとしてデータベースに展開し、新たに製品化した。

 具体的には、SQL Server全体を可視化し、データベース単位でレイテンシ、IOPs、スループット、領域使用量などの情報とインサイトをリアルタイムに提供する。また一般に、データベースで利用するストレージのチューニングには、手間や工数、データベースに対する知識・経験が求められるが、Tintri SQL Integrated Storageでは、SQL Serverのデータベースごとにリソースを動的に調整し、自動的に性能が最適化される仕組みを備えており、ミリ秒以下のレイテンシを自動的に維持できるという。

 加えて、ストレージ上で多数のデータベースを運用する場合でも、データベースごとに動的な自動最適化が行われるほか、データベースのホットスポットをリアルタイムで分析し、ユーザーに影響を与える前にピンポイントで特定する機能も備えた。

 これらの機能により、時間を要するチューニング、トラブルシューティング、分析など、ストレージ運用のオーバーヘッドを最大95%削減。ストレージの専門知識がないデータベース管理者でも利用可能にしているとのこと。

 規模としても、最大で数千のSQL Serverデータベースの管理が可能になるとしており、ティントリでは、データベース管理者とインフラ管理者がインサイトを共有することで、運用管理を効率化、最適化できるとアピールしている。

 なおTintri SQL Integrated Storage は、Tintri VMstoreのオプションソフトウェア「Tintri Global Center(TGC)アドバンスドライセンス」、または「Tintri VMstore Software Suite」によってライセンスされる。対象製品をすでに利用しているユーザーは、ソフトウェアアップグレードとしても入手できるとのことだ。

 対応環境は、SQL Server 2016以降、Windows Server 2016以降、Tintri VMstore Tintri OS 4.6以上、TGC 5以上となっている。