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インフォアとNSW、製造業向けERP「Infor CloudSuite Industrial」の販売で提携 顧客企業のDXを支援

 米Infor、インフォアジャパン株式会社(以下、インフォア)と日本システムウエア株式会社(以下、NSW)は27日、インフォアの製造業向けERPパッケージ「Infor CloudSuite Industrial(SyteLine)」の販売に関して業務提携すると発表した。これに伴いNSWは、Infor CloudSuite Industrialを同日より販売開始する。

 Infor CloudSuite Industrialは多言語、多通貨、マルチサイトに対応した、グローバルで事業を展開する製造業向けのERPパッケージ。販売管理から生産管理、サプライチェーンソリューションまでを含んでおり、全世界で6000拠点以上、日本国内でも200拠点以上の導入実績を持つという。

 一方のNSWは、製造業の設計製造にかかわるデータを管理するエンジニアリングチェーン(PLM/PDM)領域において実績・ノウハウを持つほか、近年はIoTやAIを組みあわせ、生産現場への指示や実績収集を行うソリューション提供を推進している。

 今回の提携は、現在の市場やビジネスの需要に応えることを目的としており、すでにトライアルユーザーとして、医療機器メーカーにおいて、グローバル拠点を含めた基幹系システムの再構築プロジェクトに採用されたとのこと。

 インフォアとNSWは今後、Infor CloudSuite Industrialをはじめとする製造業向けソリューションの提供において協力し、顧客企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)実現を支える基幹システム構築に貢献していくとアピールしている。

業務提携イメージ