TIS、企業全体にアジャイルの導入や定着を支援する「アジャイルPMOサービス」を提供開始

　TIS株式会社は2日、顧客のデジタルトランスフォーメーション（DX）推進に向け、企業全体にアジャイルの導入や定着を支援する「アジャイルPMOサービス」の提供を開始すると発表した。

　アジャイルPMOサービスは、大規模アジャイル開発フレームワーク「SAFe（Scaled Agile Framework）」を活用するとともに、システム導入などの計画立案からプロジェクト完遂に向けたさまざまなコントロールを行う「PMO支援サービス」の知見を生かして、企業全体へのアジャイルの導入や定着を支援するサービス。

　サービスは、アジャイル開発チームを支援する「アジャイル開発実行支援」、企業全体に定着を図るための「組織支援」、現状を把握して改善に繋げる「診断／アセスメント」、人材を育成するための「アジャイル教育支援」の4つのサービス領域で構成される。

アジャイルPMOサービス領域

　サービスの提供開始にあたって、TISではSAFeの提唱元である米Scaled Agileとパートナーシップ（ブロンズパートナー）を締結。TISでは今後、Scaled Agileとの協業を通じて、2021年度中にSAFeを取り扱うコンサルタントを増員し、ゴールドパートナーを取得する予定としている。

　TISでは、アジャイルPMOサービスを、アジャイルの導入で高品質なプロダクトやサービスを迅速に開発・提供したい企業を対象に展開していき、年間20社以上への導入を目指す。