TIS、DX変革の研修メニューからコンサルティングまでトータルで支援する「DX人材育成サービス」を提供

　TIS株式会社は5日、DX変革の実現に必要となる研修メニューからプロジェクト推進のコンサルティングまでをトータルで支援する「DX人材育成サービス」を提供開始した。

　DX人材育成サービスは、顧客のDX変革を実現する上で必要となる、DXに関する基礎リテラシーの定着から専門知識の獲得、実務で利用するための実践ワークショップまでの各種研修をワンストップで提供するサービス。顧客の状況に合わせて、人材育成戦略・ロードマップの個別検討支援やご要望に応じた個別の研修提供、研修実施後の実践PJの推進などについても、カスタマイズメニューとして個別提供に対応する。

　TISはこれまでにも、データサイエンティストやアジャイル開発マネージャーの育成のために個別の研修メニューを提供しており、また、自社内でもDXコンサルタントの育成のためにTIS独自の研修メニューを構築し、受講した300人以上のメンバーが、DXコンサルタントとして顧客に価値提供を行っていると説明。

　こうした実践的なDX人材育成のノウハウに加えて、700社以上のデジタル変革および内製化を支援してきたSTANDARDとのパートナーシップ契約により、人材戦略・人材育成計画の立案、幅広い受講者に対するDXリテラシーから実践的DXスキルの習得、実際のDX変革プロジェクトの推進までをワンストップで対応し、トータルで顧客のDX変革を支援するとしている。

　例えば、DX推進を行わなければならないものの、どのようにメンバーを育てていったらよいか分からないといった課題に対しては、標準セットメニューにより、ゼロから始める顧客であっても、リテラシーの習得から実践演習までをワンストップで提供できると説明。また、研修を受講するだけでDXを推進できるのか、研修だけ行い実際の効果が創出できないのではないかといった課題には、TISのDXコンサルタントが受講した実践的メニューを元にしたカリキュラムにより、実践的なメニューを提供するとともに、研修だけでは終わらず、その後のDX変革についても、DXプロジェクトの推進をTISがサポートするとしている。