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TIS、プロジェクトマネジメント関連業務を定額でサポートする「PMO支援定額サービス」

 TIS株式会社は12日、プロジェクトマネジメントオフィス(以下、PMO)業務を定額でサポートするコンサルティングサービス「PMO支援定額サービス」を提供すると発表した。担当コンサルタントを固定化せずに、チケット制で都度リモートからアサインする仕組みにより、安価なサービス提供を実現したという。

 PMOとは、システム導入などの計画立案からプロジェクト完遂に向け、さまざまなコントロールを行うチームのこと。今回発表された「PMO支援定額サービス」では、TISのコンサルタントにより、プロジェクトマネジメントにかかわる情報提供・アドバイス・作業支援などのPMO支援業務を、月額定額制で提供する。

 このサービスを利用することにより、IT組織の人員や体制が十分ではない状態で複数プロジェクトを抱えているプロジェクトマネージャは、マネジメント業務の支援と相談を利用可能になるとのこと。

 具体的なプランとしては、メールや訪問対応などの支援形態、月ごとに利用できるチケット数に応じて、「ライトプラン」「スタンダートプラン」「プレミアムプラン」の3つを用意した。

 利用に必要な基本チケット枚数は、情報提供:1チケット/回、アドバイス:5チケット/回、訪問支援:10チケット/回などとなっており、価格は、15チケット/月のライトプランが月額30万円(税別)から。契約は3カ月単位で、未使用チケットは発行月の翌々月まで繰り越しできる。

 なおTISでは、「PMOを体制に組み入れたいがなるべく安価に抑えたい」「自社にPMOは居るが、大規模プロジェクトの経験が浅くその推進に不安がある」などの課題を持つ企業向けに提供し、2020年度末までに50社への展開を目指すとしている。