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シュナイダーエレクトリック、ITインフラ管理「EcoStruxure IT Expert」向けのパブリックAPIを発表

 シュナイダーエレクトリックは21日、クラウドベースのITインフラ管理ソフトウェア「EcoStruxure IT Expert」向けのパブリックAPIをリリースしたと発表した。

 EcoStruxure IT Expertは、クラウド経由でITインフラ設備の稼働状況や温湿度などの環境情報、セキュリティ情報などのデータを収集し、監視や管理を行うITインフラ設備管理ソリューション。

 新たに提供するパブリックAPIとなるEcoStruxure IT Expert APIにより、ITソリューションプロバイダーおよびエンドユーザーは、電力および重要インフラのモニタリングプラットフォームを、他の管理システムにシームレスに統合できるようになる。

 また、他のシステムから重要なインフラのデータにアクセスして、その現状を示すスナップショットを取り込んでアラームを特定できるようになることや、データ主導のよりスマートな意思決定が可能になる点がメリットとなるとしている。

 EcoStruxure IT Expert APIは、最新のEcoStruxure IT Expertのサブスクリプション契約に含まれ、中国を除く市場でグローバルに提供されている。