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シュナイダーエレクトリック、UPSの遠隔監視・制御を可能にする「Network Management Card 3」

 シュナイダーエレクトリックは15日、UPS製品「APC by Schneider Electric」Sのアクセサリー製品として、UPSを遠隔監視・制御するアクセサリーカード「Network Management Card 3」を発表した出荷開始日は5月25日の予定。

 APC Network Management Card 3は、サーバールームやデータセンターなどに設置したUPSの安全なリモート監視と制御を可能にするアクセサリーカードシステム。SNMPプロトコルに対応し、通知ならびにとロギング機能により、タイムリーな状況把握と発生した問題を特定し、障害を予防する。

 従来製品(Network Management Card 2)と比較して、プロセッサーと回路設計の刷新によりパフォーマンスと管理性を高め、ネットワークではギガビットイーサネットに対応した。

 UPSの電源オン/オフのスケジューリング、リモートからのUPSオン/オフ/スリープなどの制御が可能。電源の状態の確認やデータログを分析することで、問題の傾向を特定し、電源障害を未然に防ぐとともに、障害が生じた際に時系列で記録されたイベント(事象)を正確に特定することで、問題の分析を行うことができる。

 また、Network Management Card 3は、「APC PowerChute Network Shutdown」ソフトウェアと連携し、UPSで保護されたサーバーに対し、停電時に安全で確実なシャットダウンを実行する。VMwareやNutanixなど、ハイパーコンバージドシステムにも対応。運用管理ソフトウェア「EcoStruxure IT Expert」による統合監視にも対応する。