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シュナイダーエレクトリック、エッジ環境向けラックマウントUPSの主力製品をリニューアル

 シュナイダーエレクトリックは10日、ラインインタラクティブ方式のラックマウント型無停電電源装置(UPS)である「Smart-UPS XL 3000RM」、「Smart-UPS 750RM」の2製品を全面刷新すると発表した。新製品として、3000VAモデルの「APC Smart-UPS X 3000VA Rack/Tower LCD 200V」と、750VAモデルの「APC Smart-UPS 750VA LCD RM 1U 100V」を提供開始する。

 シュナイダーエレクトリックでは、かねてからエッジ環境向け製品を多数提供しており、エッジ環境のラックマウント型UPSの主力シリーズとしてSmart-UPS XL 3000RM、Smart-UPS 750RMを提供してきた。

 今回は、さらに幅広い用途での活用を見据えて機能を充実させ、新シリーズ「APC Smart-UPS X 3000VA Rack/Tower LCD 200V」「APC Smart-UPS 750VA LCD RM 1U 100V」として提供を開始する。

 リニューアル後の製品では、バッテリ寿命が従来製品から2年長くなったことに加え、有償サポートの期間も最大7年へと2年延長された。また、オプションのアクセサリーカード「Network Management Card 3」と組み合わせて使用することにより、シュナイダーエレクトリックのクラウドベースプラットフォーム「EcoStruxure IT」と連携できるため、導入企業自身での遠隔監視はもちろん、シュナイダーエレクトリックによる24時間の人的監視サポート「EcoStruxure Asset Advisor」を利用可能になる。

 さらに今回のリニューアルによって、ラインインタラクティブ方式のSmart-UPSシリーズ全モデルが、高効率な運転を可能にする「グリーンモード」を搭載しており、エッジ環境においてもエネルギー効率を高め、環境負荷を軽減した運用に貢献するとアピールしている。

 なお、「APC Smart-UPS X 3000VA Rack/Tower LCD 200V」は3月12日より、「APC Smart-UPS 750VA LCD RM 1U 100V」は3月23日より受注開始する予定。