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個別原価管理機能でプロジェクト型ビジネスを支援、OBCのクラウド会計システム「勘定奉行クラウド[個別原価管理編]」

 株式会社オービックビジネスコンサルタント(以下、OBC)は22日、プロジェクト型ビジネスに必要な個別原価管理機能を備えたクラウド会計システム「勘定奉行クラウド[個別原価管理編]」を、4月27日より販売開始すると発表した。

 「勘定奉行クラウド[個別原価管理編]」は、個別原価管理機能をクラウド会計システム「勘定奉行クラウド」に追加したサービス。「データの入力作業」に着目し、Excelなどで管理されているプロジェクトごとの直接原価の情報を利用して、仕訳伝票の起票を自動化する機能を搭載している。

 具体的には、Excelデータを取り込むだけで仕訳を自動起票可能。現場で管理されたプロジェクトごとの直接原価のExcelデータなどを活用することにより、原価管理を行う上で面倒な、細分化された仕訳の入力作業を自動化できるという。

 また、プロジェクトの間接費を按分する際の配賦作業は、わずか数クリックで完了できるほか、複数の配賦基準で行う配賦作業も一括で実行でき、正確な原価集計を迅速に行えるとした。

 さらに、基本的なプロジェクト台帳はもちろん、一覧表・集計表・推移表などさまざまな分析資料を用意している点も特長で、多様な角度で分析しながら、不採算プロジェクトの早期把握につなげられるとのこと。

 価格例は、基本システム「iA」1ライセンスの場合で年間26万円(税別)から。5万円(税別)からの初期費用が別途必要になる。