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OBC、オリジナル帳票作成ツールを「勘定奉行クラウド」のユーザー向けに提供

 株式会社オービックビジネスコンサルタント(以下、OBC)は29日、クラウド型会計ソフトウェア「勘定奉行クラウド」のユーザー向けに、オリジナル帳票作成ツール「オリジナル帳票 for 勘定奉行クラウド」を、10月31日に販売開始すると発表した。

 「オリジナル帳票 for 勘定奉行クラウド」は、一般的に経理部門が月末に作成する経営管理資料を自動作成できるツール。会計データだけでなく、顧客数や従業員数などの非会計情報、計算式を組み込めるので、ほぼすべての帳票に柔軟に対応できるという。

 帳票デザインについては、管理会計を想定したオリジナル帳票テンプレート、勘定奉行の標準的な帳票など、ベースとなる帳票テンプレートを複数用意しているほか、新規での作成に対応。文字色や背景色、インデント調整など、帳票のデザインも自由に設計可能とした。

 加えて、帳票の会計数値は自動更新されるため、情報更新のたびにExcelを加工・修正する作業は一切不要。また、集計条件の変更や内訳確認も瞬時に行え、よりスムーズな分析を可能にしているとのことだ。

 OBCではオリジナル帳票の作成例として、月次比較レポート、部門別予実一覧表、月別一覧表、合計残高推移表、顧客1人あたりの売上利益などを挙げている。

 作成した帳票は、経理担当者だけでなく、税理士や経営者などとリアルタイムで共有しながら利用できる点も特徴。経営指標や財務諸表の分析など、それぞれが自身の視点に合わせて帳票を記憶させることも可能とした。

 「オリジナル帳票 for 勘定奉行クラウド」の年間利用料は30万円。利用できるユーザーは、勘定奉行クラウドを利用するユーザーのみとなる。