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面倒な小口現金管理を不要に――、OBCが法人向けキャッシュレスサービスを提供

 株式会社オービックビジネスコンサルタント(以下、OBC)は、法人向けキャッシュレスサービス「奉行Edge キャッシュレスクラウド」を1月28日から販売開始すると発表した。

 「奉行Edge キャッシュレスクラウド」は、法人専用プリペイドカードを使ったキャッシュレス決済を提供するサービス。従来まで現金や個人のカードで支払っていた立替経費を専用カードに変更すると、カードの利用明細から自動的に仕訳を起票可能になるという。また「証憑保管アセンブリ」と連携させれば、領収書画像にタイムスタンプが自動付与され、スキャナ保存法に対応可能になることから、ペーパーレス化を実現できとした。

 なお、専用カードは事前にチャージを行うプリペイド式のため、与信審査が必要なく、すべての企業ですぐに利用開始できる点もメリット。Mastercardブランドのため、国内・海外問わずさまざまなシーンでの利用に対応する。

 さらに、キャッシュレス運用を標準化するためのガイドブックを提供することによって、業務ルール・規定の作成を容易にしているので、初めてのキャッシュレス運用から、電子帳簿保存法対応による証憑のデジタル化まで、すべての企業で迷うことなくキャッシュレス化を実現できるとしている(電子帳簿保存法のガイドは今後対応予定)。

 「奉行Edge キャッシュレスクラウド」は法人単位での年間契約となり、例として、従業員20名の場合で年間利用料7万2000円(税別)。利用にあたっては、「勘定奉行クラウド」「勘定奉行クラウド[個別原価管理編]」「勘定奉行クラウド[建設業編]」のいずれかのサービスとの連携が必要となる。