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アルテリアネットワークス、イーサネット専用線サービス「ダイナイーサ」に400Gbpsメニューを追加

 アルテリア・ネットワークス株式会社は30日、2拠点間を結ぶ完全帯域保証型イーサネットインターフェイスの専用線サービス「ダイナイーサ」に400Gbpsメニューを追加し、4月1日に販売を開始すると発表した。

 アルテリア・ネットワークスでは、長距離における400Gbps通信の検証に取り組んでおり、2月20日には東京-大阪間の異なる2ルートの商用環境において、単一波長、再生中継無しで400Gbpsの安定した長距離伝送に成功したことを発表している。

 また、IoT・クラウドサービスの普及や5Gの本格開始を間近に控え、今後もデータトラフィックは爆発的に増加することが考えられ、データトラフィック増加に備えることが急務であるとして、通信キャリアに先駆け400Gbps長距離通信の検証に取り組み、検証成功の発表から1カ月で、日本初となる400Gbps専用線サービスの販売開始を実現したとしている。

 400Gbpsメニューの対応クラスはシングルクラスで、今後、予備回線付きでより信頼性を高めたデュアルクラスや、デュアルクラスで機器の耐障害性を更に高めたプレミアムクラスの提供も予定する。提供エリアは東京―大阪間および東京23区内。提供インターフェイス規格は400GBASE-FR4および400GBASE-LR4。提供開始予定は2020年7月以降。