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アルテリア・ネットワークス、IPバックボーンをロサンゼルス、サンノゼ、シンガポールに拡張

 アルテリア・ネットワークス株式会社は8日、同社保有のIPバックボーンについて2021年10月から順次、ネットワークが集中するロサンゼルス、サンノゼ、シンガポールへの延伸および拡張を行うことで、インターネット接続サービス提供環境の強化を実施すると発表した。ロサンゼルス、サンノゼは2021年10月提供予定、シンガポールは2021年11月提供予定。

 アルテリア・ネットワークスでは、自社のIPバックボーンを国内に保有し、顧客および市場のニーズに対応するため、随時、ネットワークの増強およびエリアの拡張を進めている。

 今回、ロサンゼルス、サンノゼ、シンガポールにIPバックボーンを延伸・拡張し、国際間においても冗長構成を実現することで、インターネット接続サービスやクラウドサービスを提供する事業者など向けて、遅延の少ない高品質なインターネット接続サービス「IPトランジットサービス」の提供を可能とする。

 アルテリア・ネットワークスでは、ロサンゼルスおよびシリコンバレーの中心地であるサンノゼは、米国のコンテンツおよびISPが集積し、トラフィックの交換が盛んに行われており、今後もインターネットの中心地として考えられる地域だと説明。また、シンガポールについては、東南アジア、南アジアのISPが集積し、トラフィックの交換が盛んに行われており、今後のトラフィックの伸びが期待できるともに、重要性が増している地域の一つだとしている。

アルテリア・ネットワークスのIPバックボーン