サーバーワークスのAWS運用自動化サービス、Windows Update適用の成否がわかるアクションをリリース

　株式会社サーバーワークスは19日、Amazon Web Services（AWS）の運用自動化サービス「Cloud Automator」において、リソースの終了ステータスチェックに対応した「Amazon Elastic Compute Cloud（EC2）：Windows Update」アクションをリリースしたと発表した。

　Cloud Automatorは、サーバーワークスがさまざまなAWSの導入支援・運用プロジェクトで培ってきたノウハウをまとめた、AWS運用の自動化サービス。AWS利用における「ジョブ自動化」と「構成レビュー自動化」から構成されており、タイマーによる起動／停止といった基本的な運用によるコスト削減だけでなく、バックアップやセキュリティ対策、システム連携にも対応する。

　従来の「EC2：Windows Update」アクションでは、ジョブの成否はAWS Systems ManagerのSend Command APIリクエスト時の実行成否となっていた。このため、最終的にWindows Updateが実行完了したかどうかは、Cloud Automatorのジョブの成否では確認できなかったという。

　これに対して、新しい「EC2：Windows Update」アクションでは、最終的にWindows Updateが適用されたかどうかをジョブの成否とすることが可能。また、インスタンスの再起動の許可を設定することや、適用する更新プログラムの重要度を選択することもできるとした。

　なお従来のアクションでは、バックエンドにおいて、AWS Systems ManagerのAWS-InstallMissingWindowsUpdatesドキュメントを利用していたが、同ドキュメントはすでに非推奨になっているため、新しいアクションでは、AWS-InstallWindowsUpdatesドキュメントを利用するとのこと。