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サーバーワークス、AWS運用自動化サービス「Cloud Automator」にDBインスタンスの停止・起動を自動化する新機能を追加

 株式会社サーバーワークスは10日、Amazon Web Services(以下、AWS)の運用を自動化するサービス「Cloud Automator」について、Amazon Relational Database Service(以下、Amazon RDS)のDBインスタンスの停止・起動を自動化する新機能をリリースした。また、外部システムとの連携を強化するため、Webhook後処理をリリースした。

 Cloud Automatorは、AWS上に構築されたシステムのコスト最適化、運用負荷軽減をノンプログラミングで実現するための機能を提供しており、その中でも特徴的な機能として、「RDS:DBインスタンスを削除」アクションと「RDS:DBスナップショットからリストア」アクションを組み合わせることで、2015年当時はAWS公式機能では実現できなかった「Amazon RDSのDBインスタンスを一時的に停止する」ことを擬似的に行う機能を実現してきた。

 一方、現在ではAmazon RDSを一時的に停止する機能(API)が公開されているため、AWS公式の機能を使ってDBインスタンスを停止したいというユーザーからのリクエストに応え、新たに「RDS:DBインスタンスを停止・起動」アクションをリリースした。

 この機能を使うことで、開発環境やテスト環境といった、常時起動しておく必要がないDBインスタンスを停止し、利用したいタイミングで起動することができ、夜間など利用しない時間帯のDBインスタンスを稼働させるコストを削減できる。