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MOTEX、LanScope Catで収集したPC資産情報をServiceNow上にて一元管理する連携ツール

 エムオーテックス株式会社(以下、MOTEX)は17日、IT資産管理ツール「LanScope Cat」で収集したPCのIT資産情報を、ServiceNow IT Service Management(ITSM)/IT Asset Management(ITAM)と連携するツールとして、「Service Graph Connector for LanScope Cat」を提供開始したと発表した。ServiceNow上にて、網羅的かつ効率的なIT資産管理を実現可能にするという。

 Service Graph Connector for LanScope Catは、LanScope CatとServiceNowを連携させ、効率的なIT資産管理を支援するツールで、ServiceNowに取り込んだハードウェア/ソフトウェアの情報を活用したレポートを確認できるダッシュボードを提供する。なお、2020年7月に発表された「LanScope Cat Asset App for ServiceNow」では、ハードウェア情報のみを対象としていたが、今回のツールではソフトウェア情報も対象となった。

 ハードウェア情報については、組織ごとのPC保有状況、組織内保有PCのOS分布、未稼働PCの発見といったレポートを提供。また、PC情報からドリルダウンして該当PCにインストールされているソフトウェア名、バージョンなどといった各種ソフトウェア情報を確認したり、組織内で最近インストールされたソフトウェア情報を確認したりする機能も搭載した。用意されたレポート以外にも、IT管理者が任意で、LanScope Catの情報を用いたオリジナルのレポートをServiceNow上にて作成できる。

 さらに、Service Graph Connector for LanScope Catを活用してIT資産を一元管理すると、各種イベント(インシデント、障害対応等)発生時に確認すべき情報がServiceNowに集約され、情報鮮度が高い状況も維持できるので、IT担当者のスキルレベルに依存せずに、一定以上のレベルのサービス提供が可能になるとのこと。