日本事務器、クラウド型統合エンドポイントセキュリティサービス「あんしんプラス Fit」を提供開始

　日本事務器株式会社（以下、NJC）は25日、セキュリティリスクの見える化とマルウェア対策をパッケージングしたサービス「クラウド型統合エンドポイントセキュリティサービス『あんしんプラス Fit』（以下、あんしんプラス Fit）」の提供を開始した。

　あんしんプラス Fitは、中堅・中小企業向けに、セキュリティサービスをパッケージ化したサービス。エムオーテックス株式会社のIT資産管理・情報漏えい対策「LanScope Cat for Cloud」と、トレンドマイクロ株式会社のクラウド型エンドポイントセキュリティ対策「ウイルスバスタービジネスセキュリティサービスあんしんプラス」およびメールセキュリティ対策「Email Security R2 あんしんプラス」で構成される。

　NJCでは、セキュリティ対策を「把握→分析→対処」のプロセスで実施することが重要だとして、セキュリティリスクの見える化により事前にリスクを「把握」し、「分析」することでリスクが表面化されるため、ウイルス感染および情報漏えい事故が起こる前に「対処」できると説明。あんしんプラス Fitは、この一連のプロセスを、機能と運用サポートの組み合わせにより体系化したサービスだとしている。

　サービスプランは、IT資産管理・デバイス操作ログ管理、ウイルス（マルウェア）対策、ウイルス検体調査サービスが利用できる「Lightプラン」、さらにWebアクセス管理、ウイルス検出レポート、セキュリティリスク現状把握レポートが利用できる「Standardプラン」、さらに現状把握レポートアドバイザリーサービス、ウイルス監視サービス、ウイルス駆除オンサイトサービスが利用できる「Advanceプラン」の3種類を用意。顧客の運用体制に合わせて選択でき、クラウド型のサービスのため短期間で導入できる。

　サービスの提供価格（税別）は、Lightプランの場合で基本料金が月額1万7700円、ライセンス料金が1台あたり月額850円から。NJCでは、今後1年間で2万ライセンスの販売を目標とする。