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インテック、統合データ活用サービス「ARQLID」に日立の「Pentaho」を採用したETLサービスを追加

 株式会社インテックは27日、統合データ活用サービス「ARQLID」に、株式会社日立製作所(以下、日立)のデータ統合・分析基盤「Pentaho」を採用したETLサービス「ETL/h」を追加し、提供を開始した。

 ARQLIDは、ビッグデータ・IoT・AI技術を基盤とする統合データ活用プラットフォーム。収集したデータを活用するためのサービスを商品群(マイクロサービス)として揃え、それらを顧客のニーズに合わせて自由に組み合わせられる。

 Pentahoは、業務システムのデータやセンサーデータ、SNSデータといったさまざまなデータのフォーマットを迅速かつ容易に統一でき、データの不備や欠損を補完するクレンジング機能のほか、データ統合に必要な機能をコーディングレスで提供する。

 Pentahoを採用したETL/hにより、ARQLIDに蓄積されたデータの分析に必要なデータ変換プログラムを短期間で作成可能。また、100種類以上のデータソースと接続できる豊富な接続部品も用意する。

 インテックでは、IoTにより企業は多種多様なデータの蓄積が可能になり、こうしたデータから事業戦略に役立つ情報を引き出すためにはデータ分析が不可欠となるが、データ分析にはデータのフォーマット統一や、データの欠損や不備を補完するクレンジング作業が必要となるが、準備に手間と時間がかかるという課題があると説明。こうした課題に対し、ETLサービスをARQLIDに追加し、ARQLIDに蓄積されたデータのクレンジング作業を容易にすることで、顧客のデータ活用を促進するとしている。