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さくらインターネット、シンキングリードのオープンソース統合型CRM「F-RevoCRM」をさくらのクラウドで提供

 さくらインターネット株式会社は19日、シンキングリード株式会社と提携し、オープンソース統合型CRMアプリケーション「F-RevoCRM」を、さくらのクラウドにおいて2月20日に提供開始した。

 F-RevoCRMは、マーケティング、営業支援、問い合せ管理、販売管理などの機能を有する統合型CRMアプリケーション。オープンソースのため、各種システム連携、アドオン開発を容易に行える。また、ライセンス数による課金が発生しないことから、CRMアプリケーション導入が初めての企業や導入にまつわる予算編成を行っていない企業でも、気軽に活用できるとしている。

 さくらインターネットでは、他社との提携によりサービス提供を行う「マーケットプレイス」の取り組みを推進しており、この一環としてさくらのクラウド上でF-RevoCRMを提供する。

 インストール・ライセンス料金は無料で、「さくらのクラウド」のサーバー利用料金が別途必要。オープンソース版のF-RevoCRMが初期設定状態でインストールされる。また、シンキングリードによる有料のサポートサービスも用意され、サポートサービスを契約すると、メールによるF-RevoCRMに関する基本的な操作、活用方法の問い合わせ対応や、最新のパッチ適用などが提供される。