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シンキングリードとNTT東日本、F-RevoCRMとAmazon Connectを連携させた在宅コールセンターソリューションを提供

 シンキングリード株式会社は6日、東日本電信電話株式会社(以下、NTT東日本)と共同で、オープンソース統合型CRM「F-RevoCRM」と、オムニチャネルのクラウドコンタクトセンター「Amazon Connect」との連携サービスを提供開始すると発表した。これにより、現在のコロナ禍において需要が拡大している在宅コールセンターを、低価格・短期間・高セキュリティで実現できるという。

 F-RevoCRMは、マーケティング、営業支援、問い合わせ管理、販売管理などの機能を有する統合型CRMアプリケーション。シンキングリードでは、多くの企業にこのF-RevoCRMを提供してきたが、コロナ禍によりテレワークが標準化する中で、コールセンター業務のみ在宅に切り替えられていない現状に着目し、今回、F-RevoCRMとAmazon Connectとの連携サービスを提供するという。

 このサービスでは、導入時にF-RevoCRMとAmazon Connectのシステム連携を実施。連携後は、Amazon Connectに顧客からの着信が入った際、F-RevoCRMに登録されている顧客情報が自動でポップアップされるため、顧客の詳細情報や現在までの対応履歴が確認可能となる。

 また問い合わせ情報登録画面では、優先度やステータスの管理を行えるほか、オペレーターから各担当者への対応依頼が必要な場合は、その内容を自動でメール配信することもできるので、対応時の抜け漏れ解消を支援できるとした。

 さらに、F-RevoCRM、Amazon Connectともに、ユーザー数に応じた料金体系でないことから、導入における予算取りをしていない企業でも気軽に導入できるとアピールしている。

 なおサービス提供にあたっては、シンキングリードがF-RevoCRMの構築やシステム連携など、CRM導入におけるプロセス全般を支援。NTT東日本はシステム構築におけるインフラの提供、およびAmazon Connectの初期設定を担当する。