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AWS WAF自動運用サービス「WafCharm」、アップデートされたAWS WAFに対応

 株式会社サイバーセキュリティクラウドは30日、AWS WAF自動運用サービス「WafCharm(ワフチャーム)」が、2019年11月25日にAWSより発表されたAWS WAFのアップデートに対応したと発表した。

 AWS WAFは、Amazon Web Services(AWS)が提供しているWebアプリケーションファイアウォールサービス。カスタマイズ可能なWebセキュリティルールを指定することによって、どのトラフィックをWebアプリケーションに許可、またはブロックするかを制御することができる。

 2019年11月25日に行われたアップデートでは、WAFキャパシティユニット(WCU)が導入され、ルールの使用が10個までという制限が解除されたため、より多くのルールを投入できるようになったほか、「or演算子」の導入によってさまざまな検知パターンのルール作成が容易になるなど、より利用しやすいWAFへと改善されたという。

 今回は、AIによるAWS WAFのルール自動運用サービスWafCharmが、新たなAWS WAFに対応したもの。同社が持つ、AWS WAFにおける防御範囲とWCUの消費バランスが最適になるルール作成方法や、誤検知が発生した際のチューニング方法などの知見に加え、AWS WAFのアップデートによって、より自由に多くのルールを作成可能になったことで、WafCharmは新たなAWS WAFにおいて、防御性能が高くルール数の消費バランスが良い、最適化されたルールの自動運用が可能になったとしている。

 あわせて、サポート対応範囲として、アクセス量が一定のしきい値を超えた場合のレートベースルール、国を指定して許可・ブロックが指定できるルールにも対応し、より柔軟なサービスの提供を実現したとのこと。