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サイバーセキュリティクラウドのWAF自動運用サービス「WafCharm」、Azure WAFに対応

 株式会社サイバーセキュリティクラウドは11日、クラウド型Webアプリケーションファイアウォール(WAF)の自動運用サービス「WafCharm」を、日本マイクロソフトの「Azure WAF」に対応させ、「WafCharm Azure版」として提供開始すると発表した。

 WafCharmは、パブリッククラウドで提供されているWAFを自動で運用可能にするサービス。機械学習を用いて最適なWAFルールを自動運用するAIエンジンを搭載しているため、専任のセキュリティエンジニアを必要とすることなく、WAFの運用を円滑に行えるという。

 このWafCharmでは、2017年12月から、Amazon Web Services(AWS)が提供する「AWS WAF」ユーザー向けにサービス提供を開始してきたが、今回、新たにAzure WAFに対応した。

 Azure WAFは、Microsoft Azureユーザー向けに提供されているWAFサービスだが、利用にあたっては、「最適なルールの作り方がわからない」「適用したルールで防げているか不安」「新規脆弱性や誤検知への対応方法がわからない」といった課題があったとのこと。

 しかしWafCharm Azure版を利用することにより、利用するWebサイトごとに最適なルールの作成や設定を自動で行えるようになるため、より強力なサイバーセキュリティを実現するとともに、導入から新規の脆弱性対応まで、Azure WAFの運用を支援できるとした。

 WafCharm Azure版の価格は、Webリクエスト数が50万件までの「エントリー」プランで、月額5000円(税別)から。別途、Azure WAFの利用料金が必要となる。なお、言語は日本語に加えて英語に対応するとのことだ。