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OBC、大規模法人の申告業務を支援する「申告奉行クラウド[法人税・地方税編]Sシステム」

 株式会社オービックビジネスコンサルタント(以下、OBC)は24日、クラウド型申告業務サービス「申告奉行クラウド[法人税・地方税編]Sシステム」を、1月27日から販売開始すると発表した。

 「申告奉行クラウド[法人税・地方税編]Sシステム」は、大規模法人の申告業務要件に対応し、申告書作成から電子申告に至るまで、申告業務全体を支援するクラウドサービス。申告業務では、企業規模が大きくなるほど業務負荷が増加するというが、このサービスでは複数名での同時処理に対応し、入力作業の負荷分散やリアルタイムな相互チェックが可能になる。これによって、ミスが許されない申告業務において、リアルタイムにデータ共有しながら、申告書作成・相互チェックが行える体制を構築できるとした。

 また、クラウド型会計サービス「勘定奉行クラウド」と併用することにより、会計データを別表に自動連携可能。手入力が削減されるので、入力作業が軽減されるだけでなく、転記によるミスを防げるとのこと。

 さらに、「固定資産奉行クラウド」「申告奉行クラウド[内訳書・概況書編]」と併用すると、償却資産税申告書・勘定科目内訳明細書・会社事業概況書といった、さまざまな税目の電子申告を一括で行えるという。

 このほか、税理士・会計士といった税務の専門家と一緒に業務を行える「専門家ライセンス」を標準提供。申告書の作成支援やレビュー時に行っていた、紙の申告書のやり取りが一切不要となるほか、修正個所を専門家が直接修正することもできる。

 価格は、年間利用料が1ライセンス24万円(税別)から。初期費用として、別途7万円(税別)が必要となる。