日立ソリューションズ、Outlookを用いて大容量ファイルを安全に送受信するソリューション

　株式会社日立ソリューションズは15日、企業間などで情報を安全に共有するソリューション「活文 Managed Information Exchange（MIE）」において、Microsoft Outlookを利用し、大容量の添付ファイルを送信できるようにするオプション「活文 MIE アドイン for Outlook」を提供すると発表した。1月16日より販売を開始する。

　活文MIEは、企業間で情報を安全に共有したり、大容量ファイルを高速に転送したりする環境を提供する製品。

　今回のオプションでは、Outlookでメールを送信する際に、メール本文と添付ファイルを分離し、添付ファイルを活文MIEのサーバー上に保管するとともに、ダウンロード用のURLをメールの受信者へ通知することで、メーラーの制限を超えた大容量ファイルをメールに添付して送信できるようにする。また、上長承認後に受信者への通知を行う仕組みも提供するため、誤送信防止にも対応するという。

　さらに、既存の別オプションと組み合わせてセキュリティを強化することも可能で、「活文MIE DRM保護オプション」との組み合わせでは、添付ファイルを受信者がダウンロードした後からで、もファイルを失効させたりアクセスログを記録したりすることが可能になる。

　一方、「活文MIE ファイルプレビューオプション」と組み合わせれば、受信者に添付ファイルをダウンロードさせることなく、Webブラウザ上での閲覧のみを許可することもできるとした。

　企業はこれらにより、3D CADデータや図面データなど、大容量で機密性の高い添付ファイルでも、社外へ安全に送信できるようになるとのことだ。