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日立、SaaS型企業間情報共有システム「活文 Managed Information Exchange Service」

 株式会社日立製作所は、SaaS型企業間情報共有システム「活文 Managed Information Exchange Service」を10月9日から提供開始すると発表した。

 サービスは、日立ソリューションズ株式会社のソフトウエア「活文 Managed Information Exchange」を、SaaS型のクラウドサービスとして提供するもの。クラウドに設置するセキュアなワークスペースを通じて、社内外のプロジェクト業務に参画するメンバー間でディスカッションを行うためのコミュニケーション機能や、文書ファイルなどのコンテンツ共有機能を提供する。

サービス概念図

 コミュニケーション機能では、コンテンツを共有しながらタイムラインによるディスカッションが可能。メンバー間の議論を支援するとともに、プロジェクトの検討過程を保存できる。

 コンテンツ管理機能では、コンテンツの共有、版管理、編集中データの排他制御のほか、コンテンツやディスカッションなどの情報の統合検索が可能。また、コンテンツセキュリティ機能として、コンテンツにファイルのアクセス認証のほか、失効、透かしのコンテンツセキュリティ設定を行える。

 このほか、設計図面や高画質の写真データなど、メールには添付できない大容量のコンテンツデータの高速アップロード、ダウンロードが可能な高速転送機能、社内外のユーザーを一元管理するとともに、コンテンツ、タイムラインによるディスカッションに対してアクセス権限が管理できるユーザー・権限管理機能などを備える。

 価格は、利用50ユーザーまでの場合で初期費用15万円、月額費用15万円~。

三柳 英樹