ネットワーク型時計「NTPクロック」の無線LANモデルを発売、セイコーソリューションズ

　セイコーソリューションズ株式会社は、ネットワーク型時計「NTPクロック」の無線LANモデルを12月より販売開始すると発表した。

　NTPクロックは、ネットワークにつながっているPCや各種システムと同様、NTPサーバーから配信される時刻を利用して補正を行えるネットワーク型時計。

　今回販売を開始する無線LAN環境での時刻補正に対応したモデルは、約5年の電池寿命（単2アルカリ×6）を確保しており、配線工事が不要かつ後付けが可能なため、一般の時計と同様の手軽さで設置できるという。

　精度は±2秒/日で、NTPによる同期間隔は6時間～1週間となっている。無線LANは2.4GHzに対応し、IEEE 802.11b/g/nをサポートした。

　ラインアップには、サイズの違う2種類のアナログ時計「NCA-3002」「NCA-4002」が用意された。なおセイコーソリューションズでは今後も、既存LAN環境を利用できる電池交換不要なPoEモデル、今回発表された無線LANモデルを含むNTPクロックのラインアップ拡充を図るとしている。