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メシウス、生成AIによる作成支援を搭載したJavaScript帳票ライブラリ「ActiveReportsJS V6.2J」を提供
2026年10月30日 08:00
メシウス株式会社(旧社名:グレープシティ株式会社)は、Webシステムに帳票機能を組み込むための帳票開発用JavaScriptライブラリ「ActiveReportsJS」の新版として、生成AIを活用したレポート作成支援機能などを追加した「V6.2J」を、11月11日にリリースする。
ActiveReportsJSは、見積書や納品書などの帳票開発に必要な機能を搭載した、開発者向けのJavaScriptライブラリ。帳票エンジンはクライアントサイド(ブラウザ上)で動作するため、サーバーサイドの技術に依存せず、Windows、Linux、iOSのいずれの環境でも利用できる。また、帳票文化が根強い日本で求められる、行間・文字ピッチの指定、均等割り付け、縦書き、禁則処理、長体での表示といった細かな調整にも対応可能だ。
今回の新版では、レポートデザイナに、生成AIを活用してテーブルやチャートなどの設定を提案するレポート作成支援機能を追加した。テーブルやチャートなどを作成する際には、フィールドの割り当てや集計、グループ化など、さまざまな設定が必要となるが、新機能では、帳票で利用するデータセットの内容をもとに、これらの設定を反映したテーブル、Tablix、チャートをAIが提案する。
提案されたイメージから使用したいものを選択するだけでレポートに追加できるため、一から設定する手間を省けるとのこと。追加後は必要な部分を調整するだけで、スムーズにレポートを作成できる。
なお、同機能を利用するには、大規模言語モデル(LLM)のAPIが必要となる。
また、レポートパラメータの値を変更する「パラメータの適用」アクションに、移動先の「ブックマークID」を指定するオプションを追加した。これにより、レポートの絞り込みと指定した場所への移動を、1回のクリックで行えるようになる。例えば、売上チャートで特定の商品をクリックすると、その商品のデータだけに絞り込み、該当商品の明細表まで直接移動するといった操作が可能だ。
さらに今回は、ActiveReportsJSのアップグレード作業を効率化する、コマンドライン形式の「ActiveReportsJS 移行ツール」を新たに追加した。最新版へのアップグレード時には、パッケージ名や名前空間の変更に伴い、パッケージの入れ替えやソースコードの修正が必要になる場合があったが、このツールを移行対象のプロジェクト上で実行すると、更新対象となるパッケージやファイルが表示される。
内容を確認して続行することで、パッケージの入れ替えやライブラリ参照、名前空間の書き換えを一括で行えるため、これまで手作業で行っていた工程を自動化し、アップグレードに伴う開発者の負担を軽減できるとしている。ただし、フレームワーク本体のアップグレードは同ツールの対象外とのこと。
なお、ライセンスは年間サブスクリプション形式での提供となる。価格(税込)は、1開発ライセンスがユーザーあたり22万円、アプリケーションを配布できる権利を提供する配布ライセンス(1ドメイン)が66万円、SaaS型アプリケーションを有償で配布する場合に利用するSaaS商用配布ライセンス(5ドメイン)が99万円。

