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東芝デジタルソリューションズとWorkday、人財管理ソリューションの連携目指し協業

 東芝デジタルソリューションズ株式会社(以下、TDSL)と米Workday(日本法人:ワークデイ株式会社)は13日、TDSLの人財管理ソリューション「Generalist」の給与管理プラットフォームと、Workdayのクラウド型人財管理プラットフォーム「Workday ヒューマンキャピタルマネジメント(HCM)」との連携を目指すパートナー契約を締結したと発表した。

 Workday HCMは、人員計画、人材育成などの人事関係業務を単一プラットフォーム上で運用できる人材管理ソリューション。一方のGeneralistは、人事・給与管理から評価、スキル管理、人材育成・eラーニングまで、さまざまな機能を備えた人財管理ソリューション。

 両社では今回、Workday HCMとGeneralistとの給与管理機能に関する連携を目指すとのことで、Workday HCM上での相互連携が実現されれば、日本国内のWorkdayユーザーは、給与計算/管理のニーズを満たすGeneralist給与管理機能と、Workday HCMを最適な環境で利用可能になるという。

 具体的には、単なるファイル送信ではない、システム間の給与管理機能の連携を容易に実装可能になるほか、給与管理機能の連携にかかわるアップグレードと保守がTDSLによって行われるため、常に最新の状態でシステムを利用可能になるとのこと。さらに、双方向のデータフローを持つので、両システムのデータを包括的に利用できるとしている。

 まずは、TDSLがWorkdayとの環境接続に必要なGeneralistとの連携モジュールを作成した上で、相互運用に必要な認定をWorkdayが行う予定。その後は、国内企業向け給与管理ソリューションの提供に関し、さらなる協業関係について検討を進めていくとのことだ。