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日本IBMとWorkdayが提携、より幅広い日本の顧客へWorkdayのクラウドソリューションを提供

 日本アイ・ビー・エム株式会社(日本IBM)と米Workdayは25日、日本国内における販売パートナー契約を締結したと発表した。これに伴い日本IBMは、顧客企業の構造改革における構想策定からシステム構築に加え、Workdayのクラウド型人財管理プラットフォーム「Workday Human Capital Management(HCM)」の販売も含めたワンストップサービスを、日本国内で提供可能になったという。

 今回の販売パートナー契約締結は、これまでの両社のパートナーシップをさらに強化し、より幅広い日本の顧客へWorkdayを提供可能とするもの。まず、日本IBMグローバル・ビジネス・サービス事業内にWorkday認定営業担当者を配置するとともに、同社内でWorkdayを活用したタレント&トランスフォーメーション(組織変革および人財マネジメント領域)を担当するコンサルタントを拡充する。

 またIBMは、日本を含む世界101カ国でWorkdayを利用する、世界最大級のWorkday顧客とのことで、自らのWorkdayならびにAI技術を採用した人財変革ストーリーを顧客に紹介する考えで、WorkdayとIBMのコグニティブテクノロジーを活用し、社員が中心となったワークプレイス変革を実現するとした。

 このほか、企業全体でのWorkdayとIBMテクノロジーを活用した人事関連業務のデジタル化、戦略的なオートメーションソリューションを提供。さらに、日本IBMユーザー、パートナーに対して、Workday米国本社主催の年次イベント「Workday Rising 2019」、2020年に予定されている「IBM Think Conference SFO」などにより、最先端のHCM、HRテクノロジー情報とビジネス共創の場を提供するとのこと。