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IIJ、Office 365などMicrosoftクラウドへの接続サービス「IIJ クラウドエクスチェンジサービス for Microsoft Azure Peering Service」を提供

 株式会社インターネットイニシアティブ(以下、IIJ)は6日、Office 365をはじめとするMicrosoftクラウドサービスへのダイレクト接続を実現する「IIJ クラウドエクスチェンジサービス for Microsoft Azure Peering Service」を12月上旬に提供開始すると発表した。利用料金は1契約月額12万円から。

 IIJでは、Office 365の導入企業が増加し、より信頼性の高い安定した通信でクラウドサービスに接続したいという企業のニーズに応えるソリューションとして、マイクロソフトの閉域接続サービス「ExpressRoute」を利用した接続サービス「IIJクラウドエクスチェンジサービス for Microsoft」を提供してきた。

 新たに開始するIIJ クラウドエクスチェンジサービス for Microsoft Azure Peering Serviceは、ネットワーク事業者経由でOffice 365をはじめとするMicrosoftクラウドサービスに接続する「Microsoft Azure Peering Service」に対応。顧客ネットワークからMicrosoftクラウドサービスまでの接続を、IIJのサービスとして提供する。提供帯域として50Mbpsや100Mbpsといった狭帯域のメニューも用意し、比較的小規模での利用にも対応する。

 顧客ポリシーに合わせてファイアウォールをオプションで提供することが可能で、ファイアウォールはクラウド側に設置し、マネージドサービスとして提供する。

 さらに、Office 365の宛先情報を自動で更新し、URL変更などの煩雑な運用が不要となる「IIJクラウドプロキシサービス」や、リモートアクセス環境でもMicrosoft Teamsでのビデオ会議や音声会議を低遅延で快適に利用できる「IIJフレックスモビリティサービス」など、各種IIJサービスと組み合わせることで、Office 365をより快適に安定して利用できる環境の実現を支援する。