M-SOL、「Smart at CRM for kintone」にメール一斉送信オプションを追加

　ソフトバンク・テクノロジー（SBT）の100％子会社であるM-SOLUTIONS株式会社（以下、M-SOL）は14日、サイボウズ株式会社のkintoneを活用したCRMソリューション「Smart at CRM for kintone」に、新機能となる「メール一斉送信オプション」を追加したと発表した。

　Smart at CRM for kintoneは、CRM導入時の「多機能すぎて機能を絞りたいが、カスタマイズ費用が見合わない」「項目が多すぎて現場での入力が進まない」といった課題に対し、ユーザー業務に合わせた項目調整が可能な3種類の用途別メニュー「営業向け顧客管理パック」「サービス販売向け顧客管理パック」「マーケティング向け見込顧客管理パック」を提供。kintoneを活用したシンプルで使いやすいユーザーインターフェイスで、導入後もユーザー自身による入力項目の追加や削除など柔軟に対応できる。

　今回追加したメール一斉送信オプションは、Smart at CRM for kintoneの顧客データに登録されている複数の宛先に、ワンクリックで一斉にメールを送信する機能。例えば、サービス販売向け顧客管理パックで利用する場合は、契約更新が近付いている顧客を絞り込み、該当ユーザーに対して契約更新案内メールを一斉に送信するという作業が、Smart at CRM for kintoneだけで行えるようになる。

　これまで、個別カスタマイズ対応で提供していたものをプラグイン形式にすることで、短期間・低コストでの導入を可能とした。

　Smart at CRM for kintoneの導入費用とメール一斉送信オプションのセット価格は、初期費用100万円。別途、kintoneスタンダードライセンスとSendGridの契約が必要で、2年目以降は Smart at CRM for kintoneの年間保守費用が発生する。